プロクソンのフライス盤を準備しよう

 鬱が酷くなってから、仕事を止めて引っ越すつもりで、いつでも運べるように箱にしまってあったフライス盤。
 だけど何とか持ち直し、再び機械加工など再開してみようと思ったわけよ。
 そうそう、プロクソンの対応外の部品をくっつけているし、「やり方として間違っている」と言うのもあるかもしれない。
 そう思う人は自分の正しいと思うやり方ですれば良い。  こちらにしてみれば、仕事で使うものではないから、もしもの時の損失が自分で払えればそれでいいのだ。
 はいここで洞察力のある人は気づくと思うけれど、て言うかこんなことを書かなくても分かっているとは思うのだけれど、設置や運用は個人の責任でやってね
 それと、俺が使っている道具の紹介は「道具紹介」のページでも見てくれ!
 じゃ、行くぞ!


 って事で、このダンボール箱の中身を取り出して用意するわけだが…。

 ついでに部屋の片付けも進めるぞ。

 で、取り出しだ!

 記憶と知識を頼りに、テーブルを取り付ける。
 それにしても、金属の削りカスが大量にくっついたままだな、ちゃんと掃除しておいて欲しいものだよ俺。
 …いや、当時の俺のことだから、しまうだけで一大事業だったろうけれど。

 カスをとりつつ、油を差しつつ、そして万力を取り付ける。

 プロクソンの小型万力だと小さすぎてな…あと、「高さ自由クランプ」を使ってみようかとも考えたのだが、やっぱり大型万力の方が役立ちそうだったのでこちらを使うぞ。
 ってなわけで、高さ自由クランプはお蔵入りだ…。

 万力の取り付けは、使えるねじの制約などをよく考えて、各自工夫して取り付けよう。
 で、ここで、てこ式ダイヤルゲージの登場だ。

 万力が、テーブルの移動方向にたいしてできるだけ斜めを向いていないように取り付けるのだ。

 ダイヤルゲージをモーター側にくっつけて、万力の挟む部分の、本体とくっついているほうの平らな部分にダイヤルゲージの先端を当てて、テーブルを動かしつつ、針ができるだけ動かないように調整していく。
 ダイヤルゲージをくっつける際、俺は特売で買ったマグネットを使って(ここら辺、磁石にくっつく部分が少ないなぁ)調べたのだが、別にマグネットを使わなくても、ダイヤルゲージをうまく固定できればセロテープで固定しても良い。

 ちなみに、ダイヤルゲージの横にレバーがついている場合がある、このタイプの場合、針の動く方向を変換するわけだが…まぁ、細かいことを言うより、手に入れた時に実際にいじってどんな風になるのか確かめてみると良い。

 で、先端の針が動くと丸い窓の中の針が動くのであるが、自分の場合、先端の針が0.01mm動くと一目盛り針が動くやつを使った。
 これが一般的なようで、ピーコックというブランドの、一目盛りが0.01mmのてこ式ダイヤルゲージ、近くのDIY店で1個10000円だ。

 これだけ細かくなると、鉄も指で思い切り押すと動くのが分かるはずだ。
 当然、手の甲を万力のハンドルにぶつけたり、固定するねじの締め具合や締める順番でも針が動いたりする。
 その辺をうまく考えながら、中学校の技術の授業で習ったように、互い違いにねじを締めていこう。
 そういうわけで俺は、万力は右端から左端まで移動した時に、はさむ面が0.1mm以内に抑えられるように固定できた。

 よし、焼き鳥屋で行列待ちをしているうちにすっかり時間が遅くなってしまったし、今日は在庫確認をして終わりにしよう。
 2月23日に追記↓

 引越ししたときに箱にしまったこれを再展開したのだが、この時にあの磁石とダイヤルゲージで万力の位置を調整する良い位置が見つかったよ!!!
 もちろん、他に良い方法があれば、それでいいと思うけれど。

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