実用新案登録してみよう

はじめに

 なんか、実用新案とか特許って儲かるみたいですな。
 …もちろん、外れクジを引く場合も多いのだろうけれど。
 で、この実用新案や特許を特許事務所に持っていくと、手続きが楽になる代わりに凄まじい金がかかると言う話。
 そこで今回、まずは練習として、実用新案の登録手続きを頑張ってみようと思う。

使った金額事

・出願料と2年分の登録料20600円
・出願書類7枚分の電子化手数料6100円(手数料1200円+一枚700円×7枚)
・補正指示書1枚分の電子化手数料1900円(手数料1200円+一枚700円×1枚)
・合計28600円

現在分かった事

・書類の形式さえ間違っていなければ無審査で登録されるため、本番の審査は技術評価書を請求する必要があります。
・出願書類に記した自分の名前と住所がインターネットのデータベースに晒されます
・ネットの間で評判が芳しくない、弁理士も「関わらないでね」と注意を促しているような組織が、出願書類に記した住所をあて先にして書類を送りつけてきます。


登録までの経過

2009年3月30日まで 
 こちらのページを参考にして書類を作ってみる。
 意外と、見本が書いてあるサイトって無いから、凄く役に立った。
 今は経済状態が厳しいけれど、お金に余裕が出来たら、お礼にこの事務所の何かのサービスを使ってみようと思う。
2009年3月30日 
 実用新案を提出!
 郵便局で登録料として特許印紙を貼り付けたが、20600円かかった…。
2009年4月17日 
 送った書類をパソコンで扱えるファイルにするための手続き用紙が来たので、6100円をATMで送金。
2009年4月24日ごろ日 
 「出願(申請)番号通知」というはがきが来た。
 次に出願する時はこのはがきに記された番号を使ってね、との事だ。
2009年4月30日ごろ日 
 「識別番号通知」と言うはがきが来た。
 これも、今後の出願で記載してね、との事だ。
2009年5月27日 
 書留が特許庁から届いた。
 補正指令書だ。
 問題点の説明があって、なんだかまるで、大学のレポートが不合格になった気分…。
 だが、少なくとも俺の描いた絵について文句が無いのが一安心だろうか?
2009年6月25日 
 少し前に補正指令所の電子化代1900円を払い込んだのだが、特許庁から手続補正書の受領書が来た。
 今度は大丈夫かな?
2009年8月21日 
 おお!
 実用新案の登録証が来たぞ!!!
 いやぁ〜やればできるものだねぇ〜。
 さて、今度は技術評価書の取り寄せが必要なわけだが…。
2009年8月28日 
 データベースに載っているのを確認。
 ついでに、俺の住所と氏名がダダ漏れ…。
2009年8月29日 
 「日本発明振興会」と言うところから、「28000〜30000円で企業への売込みを代理でやってあげます」と言う書類が来た。
 何だろう、これ?
 何だか書類の文面から文芸社の宣伝に似た怪しいオーラが放たれており、以前に俺は文芸社に酷い目に合わされているから、ネットで検索してどんな組織なのかを確認したら案の定、どうも怪しい組織らしい。
 なんたって財団法人日本発明振興の名前をパクっている時点で怪しい。
 大きな企業は常に新しい特許や新案を調べているので、本当に優れた内容の発明や考案ならば何もしなくても連絡が来るそうで、逆に何もしないと連絡が来ないと言う事はそれだけヘボい発明や考案と言う事らしい。
 …危ないところだった。
2009年9月26日
 今度は「日本情報出版」と言うところから似たような宣伝が…。
2009年8月29日 
 ふたたび「日本発明振興会」と言うところから、金を催促する手紙が来た。
 先回よりも無礼な文章になってきた…。


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